原油価格が下落してますが・・・オイルメジャーを保有し続ける理由

2014年12月7日エネルギー

最近、原油価格の下落がニュースに取り上がれることが多いですね。私は、そのさなかにCVXを購入しました(シェブロン(CVX)を購入しました・・・意図せずに)。

なぜ追加購入までしているかを少しお話しできたらと思います。

WTIとは?

まず、今回の原油価格の下落でよく出てくるのが、WTIの価格です。

WTIとはアメリカのテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油の総称です。WTIは硫黄成分が少なく高品質な原油と言われています。ちなみに、WTIとはウエスト テキサス インターミディエートの略です。

WTI以外の原油価格の指標

原油価格の指標にはWTI以外にも北海ブレント、ドバイがあります。
なぜWTIがニュースでよく登場するかというと、北海ブレントやドバイに比べてWTI原油先物は取り引きされる量や参加者が非常に多く、流動性が高いため、経済指標として使われているためです。

WTIが下落している理由

最近のWTIの下落は原油の過剰供給が原因です。
なぜ過剰供給になっているかというと、シェール革命により原油の生産が増えているためです。

通常そのようなときはOPEC(石油輸出国機構)が生産高を調整していたのですが、今回それを見合わせるという判断を下したため、下落しているのです。

WTIはどのくらい下落しているか

私はさほど下落しているという認識ではいませんでした。というより、今までが高値の水準立っただけと考えています。

1980年からのWTIの価格の推移です。単位はドル/バレルです。

見ていただければ分かると思いますが、最近が高値の水準であっただけで、それ以前はもっと安かったことが分かります。

オイルメジャーへの影響

そうはいっても、当然、原油価格の下落はオイルメジャーの株価に影響します。

しかし、私はオイルメジャーへの影響に関しては、ある程度楽観しています。

理由は以下の3点です。

  • オイルメジャーの収益は原油のみではないこと(オイルメジャーのアニュアルレポートを見ると分かります)
  • オイルメジャーは石油の採掘、生産、輸送、精製、販売までの手がけており、原油価格の下落で主に影響を受けるのは上流であり、影響が限定的であること
  • オイルメジャーは過去原油価格が20ドル/バレルの時でも着実に成長した実績があること

WTIの下落で恩恵を受ける企業もある

原油価格の下落はエネルギー関連以外の企業の多くは恩恵を受けます。原油価格が下落すると、原油を使用する原材料の価格も下がることになります。そのため、エネルギー関連以外の企業にとっては原価率が下がることになり、プラスに作用します。

なので、エネルギー関連企業とそうでない企業の株をバランスよく保有することが重要になると考えています。

投資は自己責任でお願いします。