
てくです。
当ブログ「のんびり配当再投資」における、現在の投資方針(2026年最新版) です。
2012年に米国株の配当再投資をスタートしてから15年。
当初は年間わずか2.1万円(月1,800円)だった配当金は、累計1,194万円に達し、年間受取額も200万円を超えるところまで育ちました。
2026年6月、わたしは12年間続けてきた「米国株集中投資」から、「日本資産シフト」 へと大きな舵を切りました。
FIRE達成後に為替の乱高下に怯えることなく、心から安心して暮らせるよう、ドル・為替への過度な依存度を下げて生活防衛を固めるためです。
ここでは、2030年FIRE(月30万円)の完全達成 に向けた最新の運用哲学と戦略を整理しておきます。
[!NOTE] 🧭 投資方針の歩み(アーカイブ) 投資方針は、運用のステージやライフスタイルの変化に合わせて進化してきました。過去の記録もすべて公開しています。
1. 投資の目的(ゴール)
- 2030年1月1日の完全FIRE(経済的自由)の達成
- リタイア後に労働収入を一切前提とせず、夫婦で心穏やかに豊かに暮らせる状態になること。
🌟 真の目標(プライマリKPI)
- 年間実質インカム 360万円(月平均30万円)の手取りキャッシュフロー創出
- 高配当キャッシュ配当 + 投資信託(無分配)の4%定率取り崩し想定で、「毎月確実に30万円の生活資金を創出し、元本を減らさずに生活費を完全カバーすること」 が唯一絶対の真の目的です。
資産規模「1億2,000万円」の位置づけ
よく「1億円貯まったらFIRE」と言われますが、わたしにとって総資産額(ストック)そのものは目的ではありません。
理想のアセットアロケーション(手取り利回り約3%)を組んだときに、年間360万円を安定的に生み出すために逆算された「器のサイズ(目安)」 として1億2,000万円を定義しています。
2. 基本戦略:米国株自走 & 日本資産シフトのハイブリッド運用
2026年6月、12年間続けてきた「米国株の配当再投資・買い増し」から方針を大転換しました。
【米国株(外発的拡大 ➔ 複利自走エンジンへ)】
・自律的な連続増配(年5〜7%)と受取配当を活かした自走エンジン。
・ただし無条件に放置するのではなく、理想のポートフォリオ比率へ正すため、またFIRE後の一般口座の課税リスクを避けるための売却・銘柄入替は計画的に実行する。
【日本資産(2026年6月〜 集中投入)】
・毎月の給与積立 + 米国株等からの受取配当をすべて投入。
・夫婦の新NISA枠を中心に、日本高配当株・REIT・為替ヘッジ外債・投信へ重点配分。
なぜ日本資産へ舵を切り、為替依存度を下げるのか?
- 為替リスク資産の比率は「50%」をターゲットにする:
わたしたちは日本に住み、円で生活します。FIRE後に過度な為替変動で生活が脅かされないよう、為替リスクに晒される資産(米国株40% + 投資信託・無分配10%)の比率は全体の「50%」を上限ターゲット とします。
残りの50%を円資産(日本株30% + REIT12% + 外債・為替ヘッジ7.9% + サテライト0.1%)で固めることで、極端な円高や円安のどちらに振れても安心して暮らせる多重防壁を築きます。 - 複利雪だるまの自走化とリバランス:
米国株資産(約5,600万円)は十分に育ち、追加購入しなくても年150万円以上の配当を生み出せるようになりました。新規資金はすべて日本資産へ集中投入しつつ、ポートフォリオ比率の適正化や一般口座の課税リスク解消のための売却・再配置を計画的に進めます。
てく
「『なんでわざわざ為替ヘッジ付きの外債を入れているの?』と思われるかもしれませんね。
これは主に株安と円高が同時に起きた時のクッション役(ショック吸収)です。世界的な不況や株式急落が起きたとき、金利低下によって債券価格は上昇しやすいのですが、通常の外債だと急激な円高が進んだ場合に相殺されてしまいます。為替のブレを遮断することで、ポートフォリオ全体の下落を和らげる安全弁になります。
そしてもう一つ、『株が暴落した局面でこの外債を売却し、安くなった優良高配当株を買い増すためのリバランス資金(弾薬庫)』 という重要な役割もあります(^O^)。平時は守りを固め、有事には攻めの軍資金に化ける頼もしい存在です。」
3. ポートフォリオ目標比率(アセットアロケーション)
[!NOTE] 為替リスク資産のターゲット比率 為替リスクのある資産比率は全体の「50%」をターゲット としています(米国株40% + 投資信託10%)。
残り50%を円資産(日本株・REIT・為替ヘッジ外債)で構成することで、為替変動に対する強固な生活防衛ラインを構築します。
| アセットクラス | 目標比率 | 為替リスク | 役割と戦略 |
|---|---|---|---|
| 米国株 | 40.0% | あり | 【自走エンジン】 連続増配・グローバル企業の収益性を享受。比率是正や課税リスク解消の計画的売却をしつつ保有 |
| 日本株 | 30.0% | なし(円) | 【円インカム主軸】 新NISA成長投資枠を活用。増配力・財務健全性の高い日本高配当株を重点積み増し |
| 日本REIT | 12.0% | なし(円) | 【インカム強化】 安定した分配金利回りを確保し、月々の受取キャッシュフローを底上げ |
| 投資信託(無分配) | 10.0% | あり | 【資本成長&クッション】 新NISAつみたて投資枠でオルカン等を積立。リタイア後は4%取り崩しインカムを想定 |
| 外国債券(為替ヘッジ) | 7.9% | なし(ヘッジ) | 【下落耐性防壁】 為替リスクを抑えつつ、株式暴落時のポートフォリオのクッションとする |
| サテライト(投信分配等) | 0.1% | - | 試験運用枠 |
| 合計 | 100.0% | 為替50% / 円50% | 手取り総合利回り 約3.0%(目標インカム360万円を達成するポートフォリオ) |
4. 買い付け & 運用の具体ルール
① 新NISA枠の最短最大活用
- 夫婦それぞれの新NISA枠(年間360万円 × 2名 = 年間720万円)を最優先で活用します。
- 成長投資枠: 日本高配当株(個別銘柄)
- つみたて投資枠: 投資信託(無分配・全世界株式等)
てく
「ちなみに、妻のNISA枠についてはわたしの投資ルールを押し付けることはしていません。妻自身の自由な判断で、好きな銘柄(株主優待株や応援したい企業など)を楽しく選んでもらっています(^O^)。夫婦で心地よく続けられるのが一番ですからね。」
② 購入対象銘柄の選定基準
- 持続可能な連続増配傾向にあること(安易な見かけの超高配当・罠銘柄を排除)
- 配当性向のトレンドが健全であること(増配余力が枯渇していないこと)
- 強力な価格転嫁力(プライシングパワー)と参入障壁を持つこと
③ 売却方針(比率是正と一般口座の課税リスク対策)
基本は長期保有(バイ&ホールド)ですが、無条件の永久放置ではありません。以下の明確な目的がある場合に売却を計画・実行します。
- ポートフォリオ比率を正すため: 目標アセットアロケーション(為替リスク資産50%など)から乖離した場合の是正。
- 一般口座のFIRE後の課税リスク対策: 一般口座で保有している銘柄について、FIRE後の確定申告や国民健康保険料等の税金・社会保険リスクを避けるための計画的な売却・NISA等へのシフト。
- 明らかな減配やビジネスモデルの恒久的破綻: 企業の稼ぐ力そのものが失われた場合。
※銘柄入れ替え時は相場観や値上がり期待を排除し、「税引き後の手取り配当絶対額」を意識して機械的に判断します。
④ 得られた配当金の扱い
- 2030年のFIRE達成までは、1円も生活費に使わず、すべて日本資産の買い増しに再投資 します。
5. 多重防壁とリタイアメント設計
てく
「『多重防壁』なんて大層な名前をつけていますが、本当に想定通りに機能してくれるかは、実際にその時が来てみないと正直分かりません(笑)。
それでも、リタイア後にどんな相場環境が来ても慌てずに心穏やかでいられるよう、自分なりに考え抜いた『安心のための備え』として枠組みを整理しています。」
- 生活防衛費の完全分離: 日常の生活防衛資金(約1,200万円)は投資用キャッシュフローと完全に切り離して普通預金等で保全。
- 確定拠出年金(企業型DC・iDeCo等)の時間軸分離: 制度上60歳まで引き出すことができない資産(約1,800万円)は、FIRE資金の計算からは除外して「60歳以降に合流する第2の防壁」とします。
終わりに
2012年にこの投資を始めたときは、「本当に配当金だけで暮らせる日が来るのだろうか」と半信半疑でした。
しかし、10年を超えたあたりから配当雪だるまは自走し始め、2026年現在、ゴールである2030年FIREは目前の現実として手の届く距離にあります。
派手な一攫千金を狙わず、優良企業が運んでくれる配当金をただひたすら再投資する。
これからも家族との暮らしを最優先に、のんびりと愚直に歩んでいきます。
※株式投資には元本割れを含むリスクがあります。本方針は個人の運用記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってくださいね。
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てく

