複利(配当再投資)のすごさ、資産の増加比較(単利、複利)

2013年10月27日投資手法

投資をあまりしたことがない方にとっては、投資方針でも書いた「配当は大いにものをいう」といっても実感が沸かないと思います。

配当は大いにものをいうということが分かるためにはいくつか理解する必要があります。

まずは、単利と複利の違いを知る必要があります。

単利と複利での資産の増加の比較

単利と複利でどの程度資産の増え方が違うかを比較してみようと思います。

投資資金1000万円、利回りが3.5%とした場合の単利、複利を比較したのが下の表です。

経過年数 単利 複利
1 1,035 1,035
2 1,070 1,071
3 1,105 1,109
4 1,140 1,148
5 1,175 1,188
6 1,210 1,229
7 1,245 1,272
8 1,280 1,317
9 1,315 1,363
10 1,350 1,411
11 1,385 1,460
12 1,420 1,511
13 1,455 1,564
14 1,490 1,619
15 1,525 1,675
16 1,560 1,734
17 1,595 1,795
18 1,630 1,857
19 1,665 1,923
20 1,700 1,990
21 1,735 (2倍に到達)2,059
22 1,770 2,132
23 1,805 2,206
24 1,840 2,283
25 1,875 2,363
26 1,910 2,446
27 1,945 2,532
28 1,980 2,620
29 2,015 2,712
30 (2倍に到達)2,050 2,807
31 2,085 2,905
32 2,120 (3倍に到達)3,007
33 2,155 3,112

上の表から分かると思いますが、単利では資産が2倍になるには30年かかるのに対して複利では21年です。約2/3の期間で2倍を達成します。
単利で2倍になった30年の2年後には、複利では3倍になります。

表の数値だけでは分かりにくいかもしれませんね。グラフで表現してみましょう。

資産増加の比較(単利と複利)のグラフ

複利で運用して15年ほどで複利の効果をじわじわ感じて、20年後以降に複利の効果を大いに享受できるのではないかと思います。

そのため、投資方針に「配当は再投資すること」というのを上げているのです。

利回り3.5%が「非現実的では?」と思う方もいるかもしれません。特に日本株で資産運用している方ならそうでしょう。
しかし、アメリカ市場の株であれば、3.5%の配当利回りの銘柄はゴロゴロしてます。
2013/10/27時点では例えばAT&T(アメリカのNTTと思えばいいと思います)の配当利回りは5.12、フィリップモリス(タバコ製造してる会社)は4.24%、クラフトフーズは3.82%などなどです。

さらにアメリカ株は毎年5~10%増配する銘柄が多くあります。増配を考慮するとさらに上記複利のグラフよりすごいことになります。

それについては次回説明したいと思います。