グーグルスプレッドシートを使って自動でアメリカの政策金利の履歴データを取得する方法(月次、1954年7月以降)

てくです。

以下の記事でアメリカの政策金利の履歴データの取得方法を説明しました。

アメリカの政策金利の履歴データの取得方法(月次、1954年7月以降)

取得した政策金利のデータはExcelやグーグル スプレッドシートを用いて分析に使うのが一般的だと思います。でも毎回ダウンロードしに行って、ファイルを開いて、コピーして、貼り付けるのは面倒ですよね。そこで、グーグル スプレッドシートを用いて簡単に取得する方法をご紹介します。

利用ツール

利用するツールはグーグル スプレッドシートです。

Google スプレッドシート: オンライン スプレッドシートとテンプレート | Google Workspace
Google スプレッドシートでは、オンライン スプレッドシートを作成できます。あらゆるデバイスからリアルタイムで共同編集できます。また、AI を活用してフォーマットや分析データなどを生成できます。

公開スプレッドシート

自動的に1954年7月からスプレッドシートを開いた時点の最新データまで取得できます。

アメリカの政策金利の履歴をグーグルスプレッドシートで取得する方法

利用方法

基本的には手元にコピーして利用していただくことを想定しています。

  1. 上述の公開スプレッドシートを開きます。
  2. [ファイル]-[コピーを作成…]をクリックします。
  3. 好きなファイル名に変更する。
  4. ファイルの格納場所を選択する。
  5. 「OK」ボタンをクリックする。

    これでご自身のグーグルドライブに保存されます。その後は、いつものグーグル スプレッドシートと同様に自由に利用することができます。

期間を調整したいとき

実はこのシートはA1のセルに数式を書いているのみです。

書いている式は以下のとおりです。

=QUERY(IMPORTDATA("https://www.federalreserve.gov/datadownload/Output.aspx?rel=H15&series=40afb80a445c5903ca2c4888e40f3f1f&lastobs=&from=07/01/1954&to=" & TEXT(MONTH(TODAY()),"00") & "/" & TEXT(DAY(TODAY()),"00") & "/" & TEXT(YEAR(TODAY()),"0000") & "&filetype=csv&label=include&layout=seriescolumn"),"SELECT Col1,Col2/100 OFFSET 5 LABEL Col1 'Date', Col2/100 'Rate'",1)

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期間を調整したいときは上記の式の「07/01/1954」の部分を取得したい期間に変更するだけです。

以上です。

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