配当再投資家に向いたアメリカ株のピックアップ(スクリーニング)方法をご紹介します。
配当再投資に向いた銘柄の条件
わたしの考える配当再投資に向いた銘柄のスクリーニング条件は以下です。条件はANDです。
数値の部分はお好みで変えてくださいね。
- S&P500指数の構成銘柄
- 増配年数が25年以上の銘柄(配当貴族)
- 時価総額は100億ドル以上
- PERが20以下
- 配当性向が50%以下
- 5年間におけるEPS成長率が5%以上
配当再投資に向いた銘柄をスクリーニングできたら、次に以下を実施して、購入銘柄を決定します。
- Morningstarで10年分の業績を確認
- YChartでヒストリカル PERを確認
- 最近のニュースを確認
配当再投資向きの銘柄の調査手順
配当再投資に向いた銘柄を調査するための手順は以下のとおりです。
Step1 増配年数で銘柄をピックアップ
まずは、配当再投資に向いた銘柄の条件の2つ目の増配年数で銘柄をピックアップします。
利用するサイトは「The DRiP Investing Resource Center」です。
上記サイトの「U.S.DividendChampions.xls」をダウンロードし、「Champions」シートの下図のように赤枠で囲った部分を選択し、コピーします。
ちなみに10年以上24年未満の銘柄をピックアップする場合は「Contenders」シートを、5年以上9年未満をピックアップする場合は「Challengers」シートを用いて上記と同様にコピーしてください。
なお、上記のExcelファイルは月末に更新されます。
Step2 他の条件でのピックアップ
次は配当再投資に向いた銘柄の条件の残りの条件でピックアップします。
利用するサイトは株式情報サイトである「Finviz」です。
以下の操作はをするブラウザはMicrosoft Edge、Google Chrome、Firefoxなどで行ってください。Internet Explorerではうまくいきません。
上記サイトの「Finvizのscreener」にアクセスし、残りの条件を入力します。
入力が面倒だという方は「Finvizでの配当再投資に向いた銘柄の条件」をクリックしてください。
スクリーナーの画面の右上にある「Tickers」のテキストボックス(下図の右の方にある2つの赤枠の左側)をクリックして、Step1でコピーした内容を貼り付けます。
例えば、Step1でT、VZをコピーしたとすると以下のように入力されます。
T VZ
その後、「>」のボタン(上図の右の方にある2つの赤枠の右側)をクリックします。
そうすると、下図のように配当再投資に向いた銘柄の条件であげた条件の銘柄のみがピックアップされます。
Step3 銘柄の個別調査
後は上述したとおり、銘柄の個別調査をして、買うかどうかを決めます。
- Morningstarで10年分の業績を確認
- YChartでヒストリカル PERを確認
- 最近のニュースを確認
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