ポートフォリオのセクター比率の現在と目標値と調整方針

てくです。

最近投資方針等を初心に振り返って見直し中です。

今までアメリカ株への投資のポートフォリオのセクター比率等はそこまで決めずに資産運用してきました。

もともと数年したらポートフォリオのセクター比率も考慮しながら投資しようと思っていました。アメリカ株への投資を始めて2012年の4月末に開始したので、もう少しで5年が経ちます。

そこで、重い腰を上げてることにしました。

何のためにポートフォリオのセクター比率を決めたいか

そもそも、なぜポートフォリオのセクター比率を決めたいかをちゃんと考えなければいけません。

個別銘柄への投資をしている方は分かると思いますが、セクター比率を意識せず、市場の状況に応じて銘柄を購入していくと、ポートフォリオはあるセクターに偏っていきます。

ポートフォリオのセクター比率を決めたい理由は、何も意識せずに投資をして、気が付いたら「こんなセクター比率になってた( ゚Д゚)」ってことを防ぎたいのです。

例えば、エネルギーセクターが割安に見えるということで、ジャンジャン購入して、気が付いたらポートフォリオの50%がエネルギー関連銘柄になっていたということにはしたくないです。

しっかり意識しないとこういうことが起きてしまいます。現にわたしのポートフォリオのエネルギー関連銘柄の比率は思った以上に高いです|д゚)

ポートフォリオのセクター比率の最適解

ポートフォリオの最適な比率について調べるとセクターの比率に関するものは見当たらなくて、主なものは日本株には○○%、外古株には△△%、先進国債券には××%といった資産に対しての最適な比率を求めるものばかりでした。つまりはアセットアロケーションですね。

有名なツールとしてはわたしのインデックスの「資産分配ツール」があります。

わたしが求めたかったのはポートフォリオのセクター比率の最適解です。そうするとそういった情報はあまりないんですよね。

上記を真似て、最適なセクター比率を求めようとしても、なかなか必要な情報がそろわなかったりします(>_<)

 情報がそろわなくてもひとまず決めて進める

情報がそろわないから比率を決めないというのは、あまりよろしくないので、ひとまずエイヤで決めました。

基本的な考え方としてはシーゲル博士の「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」のセクター別のリターンをベースに以下の要素を考慮して、

  • 情報技術セクターははやりすたりが大きいため、比率を低めにする。

S&P500のセクター別のリターン(1957年~2003年)

セクターリターン
ヘルスケア(Healthcare)14.19%
生活必需品(Non-Cyclical Consumer Goods & Services)13.36%
情報技術(Technology)11.39%
エネルギー(Energy)11.32%
一般消費財(Cyclical Consumer Goods & Services)11.09%
金融(Financials)10.58%
資本財(Industrials)10.22%
電気通信(Telecommunications Services)9.63%
公益事業(Utilities)9.52%
素材(Basic Materials)8.18%

ポートフォリオのセクター比率の現状と目標比率

上記を考慮して、以下のようにセクター比率を決めました。ついでに現状の比率も載せています。

ほんとにエイヤで決めたので、ツッコミはなしでお願いします<(_ _)>

ポートフォリオのセクター比率の現在と目標

ポートフォリオのセクター比率の調整方針

今保有している銘柄を売って比率を変えることはしません。目標比率に達していないセクターの銘柄を重点的に購入することで、セクター比率を調整しようと考えています。

ポートフォリオのセクター比率の現状と目標比率から以下のセクターの銘柄を購入していこうと考えています。

  • ヘルスケアの買い増し
  • 金融の買い増し
  • 電気通信の買い増し

投資は自己責任でお願いします。

コメント

  1. 匿名 より:

    いつも楽しく読ませて頂いています。
    てくさんの保有している株のYield on Costを教えて頂けますでしょうか。
    参考にさせて頂きたく思います。

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