googleとyahooでβ値が違う理由

長期投資をする上でβ値を参考にしている人は多いと思います。

長期投資をする上ではボラティリティが低い方が安心して保有できますよね。

同じ銘柄でもβ値の違いがある

しかし、そのβ値が代表的な株式情報サイトであるgoogle financeと Yahoo! financeで値が大きく違っています。

例えば、マクドナルド(MCD)のβ値はgoogle financeでは0.34、Yahoo! financeでは0.45です。

他の銘柄もことごとく違っています。

β値が違っている理由

これは決して、Yahoo! financeと Google financeのどちらかのβ値が違っているという訳ではありません。

理由は簡単で、β値を算出するときの期間の取り方が違うからです。

代表的なサイトのYAHOO! FINANCE、google Finance、Reuters、Zacksのそれぞれのβ値の計算の仕方は以下となっています。

サイトβ値の算出の仕方
YAHOO! FINANCE3年間の月ごとのリターンから算出
google Finance5年間の月ごとのリターンから算出
Reuters5年間の月ごとのリターンから算出
Zacks5年間の月ごとのリターンから算出

どのサイトのβ値を見るべきか

ちなみに私はgoogle Financeの値を見ています。

理由は2つあります。

  • 1つ目は、長期投資であれば、算出期間が3年より、5年の方がいいだろうということ。
  • ポートフォリオの管理をgoogle スプレッドシートで行っているため。

google スプレットシート内で、以下のように記載するだけで、β値を取得することができます。

 =googlefinance("Symbol","beta")

Symbolのところは、例えばコカコーラのβ値を調べたいのであればKOとしてください。具体的には以下の感じです。

=googlefinance("KO","beta")

参考にしていただけたらと思います。

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