S&P500が20%以上下落した期間と下落率(1871年1月ー2018年10月)3割の期間は下落する

てくです。

S&P500が20%以上下落したときっていつだろうと思い、ちょっとまとめてみました。

対象期間

1871年1月から2018年10月、1,775か月が対象期間になります。

S&P500が20%以上下落した期間(チャート)

グラフの縦軸は対数目盛です。帯がかかっているところが20%以上下落したところになります。

赤い帯のところは赤い帯の期間かけて30%以上下落したところになります。青い帯のところは青い帯の期間かけて20%-30%下落したところになります。

赤い帯と青い帯の期間は合計563か月となります。

S&P500が20%以上下落した期間(表)

グラフだけでは詳細なところが分かりにくいので表でまとめてみました。

やはり一番きつい下落率は80.61の大恐慌です。しかも34か月、約3年かけて$223.34から$88.61まで下落しています。これを耐え忍ぶのは至難の業かもしれませんね。

Black Mondayのようにダウ平均が1日で20%以上下落する方が全然耐えられる気がしてきます。ただ、Black Mondayのように1日20%以上下落することはほとんどないように思います。1988にサーキットブレーカー制度ができたためです。リーマンショック、同時多発テロの時に発動されていることからちゃんと機能しているように思うからです。

調整期間は563か月で調査対象期間は1,775か月なので、約32%は調整局面(下落)ということが言えますね。

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