当然投資しているので、資産が増えることを期待しています。
長期投資の視点で見ていれば、暴落も怖くないと考えています。
暴落すれば、配当利回りがいいときに仕込めるのでいいとさえ考えています(^O^)
記憶に新しいリーマンショックの時の暴落はどうだったのでしょうか。
100年に一度の暴落と言われてますね。ということは私が生きている間に同じような暴落はほぼないということになります。
・・・とは言っても私が生きている間に何度か100年に一度の暴落はあると思ってます(^^ゞ
その100年に一度の暴落といわれているリーマンショックでのS&P500の株価の推移は以下の通りです。
よく一日の暴落率を見かけますが、長期投資家からすると一日の下落率よりも直近の高値からのリーマンショックの影響で最終的にどこまで落ちたかが大事だと考えています。
そう考えると上記のように2008/9/15のリーマンブラザーズ破綻からの下落よりも、その近辺で最高値を付けた時からの下落率が大事になります。
それはいつか。2007/10/09の株価1565.15になります。
その後、リーマンショックでジリジリと株価は下がり、最終的には2009/3/9の株価676.53まで下がっています。
騰落率は以下の式で求められます。
((当日基準価額ー前日基準価額)÷前日基準価額))×100
ということで、計算してみるとリーマンショック前後での最高値と最安値の騰落率は、
なんと-56.77%という結果になります。
つまり、資産が半分以下になってしまうのです。
しかし、それでも長期投資家は大丈夫です。
前にも載せた表です。
経過年数 | 単利 | 複利 | 複利+増配5% |
1 | 1,035 | 1,035 | 1,037 |
2 | 1,070 | 1,071 | 1,077 |
3 | 1,105 | 1,109 | 1,120 |
4 | 1,140 | 1,148 | 1,167 |
5 | 1,175 | 1,188 | 1,219 |
6 | 1,210 | 1,229 | 1,274 |
7 | 1,245 | 1,272 | 1,335 |
8 | 1,280 | 1,317 | 1,401 |
9 | 1,315 | 1,363 | 1,472 |
10 | 1,350 | 1,411 | 1,550 |
11 | 1,385 | 1,460 | 1,634 |
12 | 1,420 | 1,511 | 1,726 |
13 | 1,455 | 1,564 | 1,826 |
14 | 1,490 | 1,619 | 1,934 |
15 | 1,525 | 1,675 | 2,052 |
16 | 1,560 | 1,734 | 2,180 |
17 | 1,595 | 1,795 | 2,319 |
18 | 1,630 | 1,857 | 2,470 |
19 | 1,665 | 1,923 | 2,634 |
20 | 1,700 | 1,990 | 2,813 |
21 | 1,735 | 2,059 | 3,007 |
22 | 1,770 | 2,132 | 3,218 |
23 | 1,805 | 2,206 | 3,447 |
24 | 1,840 | 2,283 | 3,698 |
25 | 1,875 | 2,363 | 3,971 |
26 | 1,910 | 2,446 | 4,270 |
27 | 1,945 | 2,532 | 4,599 |
28 | 1,980 | 2,620 | 4,960 |
29 | 2,015 | 2,712 | 5,357 |
複利+増配5%見込める銘柄に投資した時15年で資産が倍になるのです。
上の表は株価が一定というちょっと変な前提なのですが、少なくとも、最悪S&P500が高値を付けた2007/10/09に資産すべてを投資しても15年もすれば元は取れます。
それに配当再投資するときに割安な株価で購入できるので、実際に利益が出始めるまでに、15年もかからないと思います。また、暴落した時のために1~2割くらいの余裕資産を持っていれば、暴落して配当利回りが高い時に購入できるので、さらに資産の運用効率が良くなります。
騰落率が-56.77%もあると配当利回りがそれまで3%だったのが6%を越えることになります。資産の運用効率はすさまじく良くなります。
実際には今のS&P500の株価は1,770.61(2013/11/7時点)なので、利益が出ています。15年もかかっていません。アメリカの政治は株価を意識したしているので、その点も安心材料ですね。
そうはいっても6割弱の下落率は勘弁してほしいですけど(^^ゞ
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