
てくです。
前回の記事で、「FIREしたら夫が一日中家にいる問題」をどう解決するか、わたしなりの生活設計案をウンウン唸りながら考えてみました。
https://nonbiri-reinvest.net/fire-husband-at-home-problem/
記事の最後で「近々、妻に恐る恐るプレゼンして相談してみます(笑)」と書いたのですが...有言実行、さっそく週末に勇気を出してプレゼンしてみました!
てく
「FIREした後の暮らし方なんだけどさ、こんな風にしてみたらどうかなって考えてみたんだよね(^^ゞ」
夫としては「これなら妻も喜んでくれるはず!」と自信満々で持ち込んだ提案だったのですが、結果は見事なまでの玉砕...というか、妻から 返す言葉もない正論 が返ってきたのです(-_-;)
今回は、わが家のリアルすぎる生活設計プレゼンの顛末と、これから始まる「家事・料理実験」についてお話ししてみたいと思います。
1. 夫が自信満々で出した「初期プレゼン案」
まず、わたしが妻に持ちかけたプレゼンの内容はこんな感じでした。
- 朝ご飯と昼ご飯は「平日は完全各自(お互いノータッチ)」
お互いの生活リズムを尊重し、相手のためにご飯を用意する義務感をゼロにする(自分の分を用意するついでに、たまに相手の分も作るくらいが気楽でいいよね、という感覚です)。 - 土日の心地よいリズムはそのままキープ
わが家の土日は、朝はわたしがモーニングへ出かけ、妻は自由な時間に起きて朝ごはん。昼と夜は妻がご飯を作ってくれます。家事はわたしが掃除機を少しかけるくらいで(大半はお掃除ロボットがやってくれます)、妻が洗濯やトイレ掃除、排水溝の掃除をしてくれています。この慣れ親しんだ週末の心地よいリズムはそのまま維持する方針です。 - 平日の家事(掃除・洗濯・夕食)は「わたし2日、妻3日」で分担する
これまで専業主婦として家庭を支えてくれた妻に、週に2日の「家事フリーデー」をプレゼントする。
どうでしょうか。
わたしとしては、「平日の家事を40%も引き受けるなんて、大盤振る舞いな提案だな(^O^)」と内心ばっちりと思っていたのです。
しかし、この見通しは、プレゼン開始からすぐに覆ることになります。
2. 妻からの冷静なカウンター:「平日、わたしの方が多くない?」
プレゼンを聞いた妻の反応は、実に冷静で合理的でした。
まず、「朝と昼のご飯は完全各自」という提案には、大賛成。
「お昼ご飯を12時に用意しなきゃいけないプレッシャーがないのは、本当にすごく助かる!」と、こちらは狙い通り満面の笑顔で大好評でした。
問題は、その次です。
平日の家事分担の「わたし2日、妻3日」と言った瞬間、妻がこう返してきました。
妻
「うーん...それだと平日、わたしの方が多くない?」
てく
「えっ!? ((((;゚Д゚))))」
妻のロジックは極めてシンプルでした。
「てくさんが仕事を完全に辞めてFIREするなら、2人とも日中の自由時間は同じはずだよね? なんで平日の負担がわたし3日で、てくさんが2日なの?」
・・・正論すぎて一言も返せません(-_-;)
さらに妻は、穏やかな笑顔のまま、極めてフェアで隙のない「逆提案」を繰り出してきました。
3. 妻からの逆提案:完全なる平等の世界へ
妻から提示された逆提案は、以下の2点でした。
① 平日は「2日と3日を毎週チェンジ」する(週替わり交代制)
「どっちかが固定で3日担当だと不公平だから、今週はてくさんが3日でわたしが2日、来週はわたしが3日でてくさんが2日、って毎週交代にしようよ!」
[!NOTE] 週替わり交代制の美しさ(妻のロジック)
これなら年間を通じた平日の家事担当日数は完全に50%ずつ。どちらかに負担が偏ることもなく、完全なイーブン(公平)になります。合理的すぎて反論の余地が1ミリもありません。
② 土日の夕食は「土曜か日曜のどちらか1回は夫が作る」
「土日は今まで通りで基本いいけど、夕食は土曜か日曜のどっちかはてくさんに作ってほしいな!」
てく
「完全な平等(´;ω;`)」
こうして、夫の「週2日手伝ってあげますよ風の甘い提案」は、妻の圧倒的な正論によって 「平日週替わり交代 + 週末夕食1回担当」という完全な平等 へと着地したのでした。
ちなみに余談ですが、食後の片付けについても「洗うのはてくさん固定、わたしは拭く係ね!」と笑顔で言い渡されました(笑)。
てく
「洗うのと拭くのじゃ大変さが全然違う……! 平等じゃない(´;ω;`)」
と心の中で一瞬泣きそうになりましたが、妻は昔から手が荒れやすい体質なんですよね。油汚れや冷水・洗剤と闘う洗い場は、夫が喜んで引き受けようと思っています(^^ゞ
4. 「完全な平等(´;ω;`)」と言われて、ふと気づいたこと
正直なところ、最初にこの逆提案を聞いたときは、
「ひぇ〜! もう少しのんびりできると思ってたのに〜(^^ゞ」
「20年以上会社員一筋でやってきて、家事なんて未知の世界なのに大丈夫か、わたし...?」
と、情けない本音が喉元まで出かかりました。
顔文字で言えば、まさに「(´;ω;`)」の心境です(笑)。
でも、後からよくよく考えてみると、これはこれで、すごくありがたいことだな と思えてきました。
世の中には、「FIREしたら夫が家に居座って何もしない」「定年退職した夫が濡れ落ち葉になって妻に煙たがられる」という話をよく聞きます。それはお互いが「相手にどうしてほしいか」を本音でぶつけ合わず、曖昧なまま不満を溜め込んでしまうからではないでしょうか。
妻が「平日週替わりで交代ね!」「週末も1回作ってね!」とハッキリ言ってくれたのは、変に遠慮したり諦めたりせず、これからの長いFIRE生活を一緒に心地よく回していこうとしてくれているから なんだと思います。
正面から生活のルールをすり合わせてくれた。
そう考えると、この「完全な平等」は、わが家にとって最高のスタートラインなんだと思えてきました(^O^)。
5. そして立ちはだかる「料理の腕前」という巨大な壁
さて、方針が決まったところで、わたしには 極めて切実で巨大な課題 が立ちはだかりました。
「平日週替わり(2〜3日)+ 週末1日」の夕食を作るということは...
そう、 「週の半分近く、わたしが晩ご飯の献立を考えて作らなければならない」 ということです!
[!WARNING] これはもう「お手伝い」ではなく「主戦力」である
「たまに気が向いたからカレーを作る」というお父さんの日曜大工レベルでは通用しません。日常のローテーションを回すレギュラー選手としての登板です(-_-;)
ちなみに、現在のわたしの料理スペックはというと...
- 目玉焼きは焼ける
- お湯を沸かしてカップ麺は作れる
- トーストにバターは塗れる
- ...以上(^^ゞ
完全に料理初心者です。
包丁さばきもおぼつかない人間が、いきなり週3〜4日の晩ご飯を担当できるわけがありません。
エクセルで資産シミュレーションの計算をするのは得意ですが、料理という「火加減と味付けと手際」が同時に問われる作業は、まったくの別競技です。練習もしないでいきなり夕飯作りに突撃したら、黒焦げのおかずや味のしない料理を連発して、せっかくの夫婦の食卓が気まずい空気になってしまいます(-_-;)
6. まとめ:まずは「得意料理2〜3品」のスモールステップから
というわけで、FIRE本番を迎える前の今のうちから、少しずつ料理の練習を始めることにしました。
いきなり凝った料理を作ろうとすると絶対に挫折するので、プログラミングや投資と同じく 「小さく始めて再現性を高める(スモールステップ)」 でいきます。
- ステップ1: 妻に教えてもらいながら、定番の得意料理(カレー、生姜焼き、野菜炒めなど)を2〜3品、確実に美味しく作れるレシピを習得する
- ステップ2: 週末の夕食を「夫担当デー」にして、実戦経験を積む
- ステップ3: 慣れてきたら、平日のローテーションに少しずつ組み込んでいく
FIRE(経済的自由)というと、「会社に行かなくていい自由」「好きなだけ寝ていられる自由」を想像しがちです。
でも、自由を手に入れた後に待っているのは、 「自分で自分の生活を作り、パートナーと心地よい日常を共同運営していく」という、泥臭くも愛おしい暮らしの現場 なんですよね。
「完全な平等(´;ω;`)」にビビりつつも、新しい挑戦(料理男子への道?)が始まると思うと、なんだかちょっとワクワクしてきました(^O^)。
わが家の料理特訓の進捗や、実際に作ってみて妻に好評だった簡単メニューなども、また実験レポートとしてブログでご報告できればと思います。
皆さんのご家庭では、夫婦の家事や料理の分担、どんな風にスタートされましたか?
おすすめの初心者向け男飯レシピがあれば、ぜひ教えてください(^^ゞ
あわせて読みたい関連記事
この記事が参考になったら……
「役に立ったよ!」「次の投資本代にしてね」という温かいご支援(投げ銭)をいただけると、サイト運営や次回の分析記事を書く大きな励みになります!
☕ OFUSEでコーヒーを一杯ごちそうする
てく
