
てくです。
2030年のFIRE(配当生活)を目指して、20年以上せっせと高配当株投資を続けてきました。
資産形成もいよいよ目標達成が見えてきて、「これで自由な時間が手に入るぞ(^O^)」とワクワクしていたのですが・・・最近、ふと冷静になって ある切実な問題 に気がついてしまいました。
てく
「あれ? 会社を辞めたら、わたし一日中家にいることになるんじゃないか?(-_-;)」
そうです。世の中のFIRE本やブログでは、「資産がいくら貯まった」「年間配当がいくらになった」といったお金の話ばかりが語られがちです。
しかし、生活の実態として一番インパクトが大きいのは、 「夫が24時間365日、家にずっといる」という夫婦の距離感の変化 です。
今回は、わたしがウンウン唸りながら考えた「FIRE後の夫婦の平穏を守るための生活設計案」を、等身大の悩みとともにお話ししてみたいと思います。
1. コロナ禍で学んだ「家に夫がいる」という妻のリアルなストレス
思えば、ヒント(というか強烈な教訓)は数年前のコロナ禍にありました。
在宅勤務が一気に増えて、わたしが平日も自宅で仕事をするようになったときのことです。
当時のわたしは、「自分の部屋にこもって仕事をしているんだから、会社に行っているのとあまり変わらないだろう」くらいに呑気に思っていました。
でも、実際はまったく違っていたのです。
わたしの妻は、もともと家で一人で静かに過ごすのが好きなタイプです。
夫としては「別の部屋にこもっているんだから邪魔はしていない」つもりでも、妻からすれば、空間は違えど 「ずっと同じ家の中にいる」 というだけで、どこか完全にリラックスしきれない気配のストレスがあります。
そして何より、妻にとって一番の負担になっていたのが、 「毎日のお昼12時に、ご飯を用意して食べられる状態にしなければいけないという見えない義務感」 だったのです。
夫側としては、気を遣って「お昼なんて何でもいいよ! 適当でいいからね」と言いがちです。
でも、妻からすれば その「何でもいいよ」が一番困る んですよね(-_-;)
てく
「何でもいいよ」と言いつつ、12時になったらリビングの椅子に座って待っている。これ、料理を作る側からしたら無言のプレッシャー以外の何物でもありませんよね(^^ゞ
一人なら、昨日の残り物を立ったままササッと食べる日もあれば、14時くらいにお腹が空いてから適当に食べる日もあるはずです。
「自分のペースで起きて、自分のタイミングで食べて、好きな時間に片付ける」という日常の自由が、夫が家にいるだけで音を立てて崩れていく。
この息苦しさを知ったとき、「FIREしてずっと家に夫がいる状態は、下手をすると家庭内パンデミックを引き起こすぞ」と戦慄しました。
2. 考えた案①:「平日各自・土日キープ」の境界線
そこで、まず考えたのが食事の境界線です。
うーん、どうすれば妻の負担をゼロにできるだろうか?
悩んだ末に行き着いたのが、 「平日は完全各自(ノータッチ)」 というルールです。
朝ご飯も、昼ご飯も、お互いにノータッチ。
自分のタイミングで勝手に食べる。冷蔵庫の余り物を食べるもよし、適当にトーストを焼くもよし、カップ麺でも外食でもよし。
「相手のために何かを用意する」という義務感を、平日から完全に消滅させる作戦です。
[!NOTE] 土日の心地よいリズムはそのままキープ
平日をドライに割り切る一方で、土日はこれまで通り一緒にご飯を食べたり、買い物に行ったり、のんびり散歩したりする時間を大切にします。全部をバラバラにするのではなく、「メリハリ」をつけるのがいい塩梅かなと思っています(^O^)
3. 考えた案②:夫が外に出ていく「サードプレイス」とお昼代問題
食事のルールを決めたとしても、もう一つの問題が残ります。
いくら昼食が各自になったとはいえ、 「狭い家の中に、一日中大人の男がウロウロしている」 というだけで、やっぱり気配のストレスは消えません。
妻にとっても、「平日の昼間くらい、家の中で誰の視線も気にせず一人でのんびり過ごしたい」というのが本音のはずです。
そこで目をつけたのが、 「サードプレイス(自宅以外の自分の拠点)」 です。
朝起きたら、わたしは近所のコワーキングスペース(月1万数千円ほどで使える拠点を見つけました)へサッと出かけていく。
そこでブログを書いたり、本を読んだり、趣味に没頭して夕方まで過ごす。
これなら、妻は平日の日中、自宅を完全独占できます。
月1万数千円の出費は一見コストに見えますが、 「夫婦の平穏と心のゆとりを買うための必須インフラ」 と考えれば、これ以上ないほど安い投資ではないでしょうか。
・・・で、わたしのお昼ご飯はどうする?問題(-_-;)
ただ、ここで新たな悩みが浮上してきました。
「コワーキングスペースに行ったとして、わたしのお昼ご飯はどうするんだ?」という問題です。
- 案A:毎日外食する?
コワーキングの周辺には美味しそうなお店がたくさんあります。でも、毎日1,000円〜1,500円の外食をしていたら、せっかくFIREしたのにランチ代だけで月2万〜3万円が消えていきます。地味に財布に痛い(-_-;) - 案B:お昼だけ家に帰って作って食べる?
「ただいま〜、お昼作りに帰ってきたよ!」いやいや、せっかく妻が一人の時間を満喫しているのに、12時にノコノコ帰ってきたら台無しですよね。台所を使って片付けが増えたら本末転倒です。 - 案C:自分でお弁当を作って持っていく!?
朝、自分でタッパーにご飯とおかずを詰めて持参する。経済的だし、コワーキングでサクッと食べられます。でも、毎朝自分でお弁当を作れるのか、わたしに?(^^ゞ
うーん・・・最初はスーパーやコンビニで軽食を買うくらいから始めて、慣れてきたらお弁当作りに挑戦してみる、くらいが現実的な落としどころでしょうか。このあたりは実験が必要そうです。
4. 考えた案③:細かな分担より「妻の家事完全フリーデー」
そして、一番頭を悩ませたのが「家事の分担」です。
FIREして自由時間が増えたら、当然わたしも家事を分担すべきです。
でも、よくある「ゴミ出しは夫、洗濯物は妻、お風呂掃除は夫」みたいな細切れの分担って、本当に相手を楽にしているのでしょうか?
ここで、わたしはハッと気がついたことがありました。
妻は専業主婦として、長年家庭を支えてきてくれました。
サラリーマンには「定時」があり、「有給休暇」があり、「週末の休み」があります。
でも、専業主婦の家事には 「退勤時間」も「土日休み」もありません 。
朝起きてから夜布団に入るまで、もっと言えば寝ている間も、 「24時間365日、頭の片隅でずっと家事の段取りを考え続けている」 のです。
「今夜のおかずは何にしよう」「洗剤のストックあったっけ」「明日は資源ゴミの日だからまとめておかなきゃ」。
頭の中のCPUが、バックグラウンドで24時間ずっとフル回転している状態です。
そんな状態の妻に対して、夫が「お皿洗っておいたよ!」と一部を手伝ったところで、段取り全体の責任が妻にある以上、脳のCPUは1秒も休まりません。
[!IMPORTANT] 専業主婦に本当に必要なのは「部分的な手伝い」ではなく、「脳のCPUを完全にオフにできる日」
そこで思いついたのが、 「週に1日、妻が家事を一切気にしなくていい日(完全フリーデー)」を丸ごとプレゼントする という作戦です。
その日は、朝の片付けから掃除、洗濯、そして夕飯の準備まで、すべてわたしが引き受ける(あるいは夕飯を外食やテイクアウトにして、妻に一切の判断を求めない)。
妻には、家にいながら「今日は家事のことを1ミリも考えなくていいんだ!」という完全な休日を過ごしてもらう。
これなら、24時間365日回り続けている妻の頭のCPUを、本当の意味でスッキリ休めてもらえるんじゃないか! と閃いたわけです。
あ、ただしですね。
この美しい作戦を実行するためには、まず 「わたしの料理の腕前」を日常レベルまで引き上げるという巨大な課題 が立ちはだかっているのですが(^^ゞ
まずは簡単な得意料理を2〜3品作れるようになる練習から、地道にスモールステップで進めたいと思います。
5. まとめ:という案を考えたので、今度妻に相談してみます(笑)
FIRE(経済的自由)というと、どうしても「資産額」や「配当利回り」といった数式やデータばかりに目が行きがちです。
でも、仕事を辞めた後に待っているのは、 生身の人間同士が顔を突き合わせて営む「日々の暮らし」そのもの です。
いくらエクセルのシミュレーションが完璧でも、家庭という本番環境にデプロイしてシステムエラー(不機嫌)を起こしてしまっては元も子もありません(-_-;)
- 平日の食事は完全各自(義務感をなくす)
- サードプレイスを確保する(お昼代問題は要実験)
- 週に1日の「妻の家事完全フリーデー」を目指す(まずは料理練習から)
うーん、我ながらなかなか良い生活設計案ができたんじゃないか? と一人で勝手に満足しているのですが、これはあくまで「夫側の脳内妄想」に過ぎません。
というわけで、この設計案を近々、妻に恐る恐るプレゼンして相談してみようと思います(笑)。
「え、そんなの頼んでないけど?」と一蹴されるか、「お昼ご飯各自は最高!」と喜ばれるか。
妻のリアルな反応と撃沈結果(?)は、また後日ブログでご報告できればと思います(^O^)
もちろん、これは「一人の時間が好きな妻」と暮らすわが家のケースですし、ご夫婦の性格やライフスタイルによって心地よい距離感は本当にさまざまだと思います。
「こんな風に悩んで実験している家庭もあるんだな」と、定年後やFIRE後の暮らしを考えるひとつのケースとして参考にしていただけたら嬉しいです。
皆さんのご家庭では、定年後やFIRE後の「夫婦の距離感」、どんな風に工夫されていますか?
少しでも参考になれば幸いです。
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